不動産投資の始め方とは?初心者が押さえておきたい基礎知識!
不動産投資に興味があって初めてみたいけれど、始め方がわからない、初心者にできるのかなと不安に思っている人も多いのではないでしょうか。不動産投資に限らず、投資をするにあたって基本的な知識や情報を得ることが重要になります。ここでは不動産投資の始め方や基礎知識、気をつけるべきポイントについてご紹介します。
不動産投資の始め方
どのように不動産投資を始めたらいいか順を追って見ていきましょう。
基礎知識の勉強
不動産に関する勉強は用語を知ることから始まります。普段聞き慣れない不動産用語をしっかりと理解しましょう。知識不足で用語の解釈を間違っていることで思わぬ損失を被るケースもあります。インターネットや専門誌、参考書などで基礎を理解するだけでなくセミナーなどにも参加して専門家の解説を聞き、イメージを広げることをおすすめします。
資金の準備
基礎知識を身につけたら資金の準備です。自己投資はゼロで、フルローンで購入した時代もありましたが、以前より融資基準が厳しくなっているので全額ローンで買うことは難しいです。自己資金と投資に回す金額のバランスを考えましょう。何年後に何万円の利益をあげるという目標を立てることが大切です。
不動産探し
目標が明確になり、投資できる資金がたまったら不動産探しに移りましょう。地域や新築か中古、区分か一棟建てかなどの違いで金額はかなり変わります。まずは不動産サイトや投資家向けサイトなどで資料請求や情報収集をし、気になる場合は直接現地で確認することも大切です。
物件調査
購入したい物件が決まったら、必ず調査しましょう。紙面上やディスプレイ上の情報だけでは近隣や周辺の情報まで網羅することはできません。
不動産購入
物件が決まったら、不動産投資ローンの審査を受けるのが一般的です。融資が通ったら売買契約を結んで、登記移転手続きなどを経て不動産購入となります。
入居者募集
物件の管理を自分でするか管理会社に委託するか決まったら、入居者の募集を始めます。入居者が既に入っている場合、初期作業はそれほど多くありませんが、いない場合は広告宣伝活動から始める必要があります。
不動産投資を始める前に知っておきたい基礎知識
不動産投資について学ぶことはたくさんありますが、まずは基礎を抑えることが大切です。
インカム・ゲイン
アパートやマンションを購入した後、運用することで月々得られる賃料収入をインカム・ゲインといいます。長期的に安定した収入を得ることができ、必要な知識が多くないため初心者向けの収入方法です。
キャピタル・ゲイン
購入した不動産を物件の価値が上がった時に売却することで得られる差益をキャピタル・ゲインといいます。物件を安く買って高く売る方法のひとつですが、売却価格が小さい場合キャピタル・ロスになるので注意しましょう。
利回り
不動産投資の利回りの種類は大きく分けて2つあります。情報サイトなどではほとんどの場合表面利回りが表示されています。
・表面利回り:物件価格に対して1年間で得られる賃料収入の割合
・実質利回り:賃料収入から年間にかかる経費を差し引いた収益率
レバレッジ効果
少ない資本で大きなリターンを得ることをレバレッジ効果があるといいますが、不動産投資ではローンを自己資金に組み合わせることで何倍もの投資ができるためレバレッジが高い投資といわれています。
税金
収益を得るだけでなく、不動産を取得することで印紙税や登録免許税、消費税、不動産取得税などさまざまな税金が課せられます。
不動産投資初心者が気をつけるべきポイント
初めて不動産投資をする人が気をつける点について見ていきましょう。
資金計画
どんな投資でも当てはまりますが、余裕を持った資金計画を立てることが何よりも重要です。余裕がない状態で投資を行い、トラブルが起きてすべてを失うこともあります。
金利選び
ローンを組む際に固定金利か変動金利かを選ぶことができます。金利がいつ変わるかは誰にも予測できませんが、家賃収入などで繰り上げ返済が可能な場合変動金利を検討し、借入期間が長い人は固定金利がおすすめです。
目標の明確化
将来的に大家として一本でやっていくか、あくまでも副業で投資するかで選ぶべき物件も変わってきますので、目標を明確化し自分の目標に合った物件を選びましょう。
まとめ
誰にでも始められる不動産投資ですが、基礎知識がなかったり注意が足りなかったりすることで失敗につながることもあります。成功するためには投資についての知識を身につけることが不可欠です。ネットで情報収集したり無料セミナーに参加したり積極的に勉強していくなかで自分に合った投資方法が見つかるかもしれません。自分で勉強してみても何から始めればいいか、投資で何が重要かわからない場合はプロに相談するのも一つの方法です。